宮地嶽神社は、福岡県のみならず全国的に有名な神社である。
それは神社より参道の先にある相島に夕陽が沈み、光り輝く道となることから話題のパワースポットとなっているからだ。1年のうち、2月と10月だけ出会える感動的な光景のため、その時期は大変な賑わいらしい。数年前にJALのTVCMで取り上げられたことで更に注目されたね。
神社の創建は約1700年前で、神功皇后をお祀りしている。
特色として、6世紀末建立とされる横穴式石室を有する巨石古墳があることが挙げられる。この石室からは、太刀や馬具類、壺や玉など300点が出土され、うち20点もの品々が国宝に指定されている。この石室は、奥の宮不動神社内にあり、石室の途中まで入ることができるぞ!
おれが訪れたのは、2020年5月14日の昼下がり。仕事で近くに来ていたので立ち寄った。新型コロナウイルスによる感染症拡大により緊急事態宣言発令下のため、参拝者はまばらである。閑散とした参道を進み、階段を上りきったところで振り向く。
参道から一直線に海に抜ける道が繋がっており、沖合に相島が見える。なるほど、この道の延長線上に夕陽が沈めば、さぞ美しいことだろう。
コロナ対策のため、お手水は使用禁止になっていたので、そのまま神前に参る。
直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの大注連縄は迫力満点だ。これを毎年掛け替えているのだから凄いよね。
お参りを済ませた後は、御朱印を頂いた。台帳を持ってきていなかったので半紙に頂いた。
御朱印頂いた後は、奧之宮八社参りだ。一社一社をお参りすれば大願が叶うという信仰があるようだ。30分もあれば全部回れるし、さっき述べた石室もあるので、時間に余裕がある人は是非とも巡って欲しい!