にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

【自転車・御朱印】筑前大島サイクリングと宗像大社

 

2020年9月26日(土)

宗像大社に行ってきた。

もちろん沖津宮のある沖ノ島には立ち入ることは叶わないので、沖津宮遥拝所となるわけだけど。

そもそも、宗像大社とは、天照大神御神の三柱のお子様の三女神を祀っている神社だ。三女神とは、 沖ノ島沖津宮」の田心姫神(たごりひめのかみ)、大島「中津宮」の湍津姫神(たぎつひめのかみ)、田島「辺津宮」の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)のことで、 この三宮を総称して「宗像大社」と言う。

 

自宅から全行程を自転車でとも考えたけど、安全策をとり、車に自転車を収容して、午前8時に辺津宮に着く。駐車場はガラガラだ。参拝者も少なくて、物静かな境内は、私のささくれ立った心を穏やかにさせる。辺津宮の奧には「二ノ宮」「三ノ宮」というのがあり、こちらには「中津宮」「沖津宮」の分社らしい。

f:id:yukilily:20200928205055j:image

f:id:yukilily:20200928205144j:image
お参りを済ませた後に、第一駐車場近くの社務所にてオリジナル御朱印帳に御朱印をいただく。

f:id:yukilily:20201001001851j:image

f:id:yukilily:20201001001901j:image

 

辺津宮を後にし、大島へ向かう。神湊港の第一駐車場の料金は、12時間300円で、少し離れた第2駐車場は12時間200円であった。第1駐車場に車をとめ、自転車を組み立てる。
大島行きのフェリーは、9時25分発で、乗船券570円で自転車持ち込み台320円だった。天気は曇りで時々雨が落ち、波も高かったので船はけっこう揺れた。

約30分で大島港へ渡り着く。
スニーカーからビンディングシューズに履き替え中津宮へ向かおうかとペダルを回すこと数十秒で中津宮の鳥居が現る。いちいち靴を履き替えるのは面倒だけど仕方ない。
お詣りをすませ、社務所御朱印をいただく。後で沖津宮遥拝所へも行くことを伝え、沖津宮御朱印も頂戴した。

f:id:yukilily:20200928205237j:image

f:id:yukilily:20201001001918j:image

その後は、県道541号を島東部の津和瀬方面に進む。しばらくは登りが続く。見ず知らずの下り道ではスピードを出すのが怖いので安全運転をおこなった。とは言うものの、交通量は一日を通して車一台とすれ違った他に観光客の電動自転車とオルレのランナーたちと数回すれ違っただけだった。ちなみに自販機は、港を出てからは後半の沖津宮遥拝所の近くにあったけど、それまでは見つけることができなかった。夏場は気を付ける必要があるだろう。

 

津和瀬を通り過ぎて大島灯台でバイクを降りる。天気は回復傾向にあるけど、まだ沖のほうまでは見えなかった。馬蹄岩という名勝が近くにあったけど今回はパスして進むことにした。

f:id:yukilily:20200928205302j:image

島の中心部あたりの分岐点を左折し、砲台跡地と風車展望台方向へ進む。この高台には日露戦争の記念碑もあった。110数年前の日本海海戦が此処から見えたのだろうか・・・

f:id:yukilily:20200928205320j:image
風車展望台まで来ると、天気が良くなり、沖合に沖ノ島がぼんやりと見えてきた。iPhoneのカメラでは写らないけど肉眼では確認できた。

f:id:yukilily:20200928205344j:image

大島最高地の御嶽山頂へのアタックは時間的に厳しかったので諦めて、沖津宮遥拝所に向かう。残念ながら遥拝所からは沖ノ島は確認することができなかった。

f:id:yukilily:20200928205408j:image

港に戻ってきたのが12時前だったので、港近くの宗像漁協大島直売所「さよしま」でパンと魚ロッケを買い、海辺で食する。13時発のフェリーまでまだ時間があるので、「夢の小夜島」という景勝地を観たあとに、「大島交流館」で島の歴史を勉強する。

頃合いになったので、港に戻りフェリーへ乗船する。すっかりお天気になり波も穏やかだったのでデッキに上り風景を楽しみながら神湊港へ戻るのであった。

f:id:yukilily:20201002202321j:image