2020年11月8日(日)
午前7時30分に福岡市内某所にて同行者1名をピックアップして、都市高に乗り八木山バイパスを経て香春町までR201を進んで、R322(県道52)を右折して英彦山へ向かう。
午前10時に豊前坊登山口の駐車場に着くも既に満車であったが、運良く少し待つだけで駐めることができた。標高800mほどのこの場所は紅葉のピークで、紅葉狩りに来ている人が多かったようだ。
まずは、豊前坊にある高住神社で登山の安全祈願をおこなった後に御朱印をいただく。
神社の奥に登山道入り口あり、“よっこらしょっ”と登っていく。登り始めて15分ほどで望雲台への分岐があり左の方へ進む。望雲台とは、100mほどの切り立った岩の上にある展望台のことを指すらしい。70~90度をある巨石を鎖と足場を頼りに登っていくのだ。鎖は2箇所あって最初の鎖のほうが長い。当然、登りと下りで離合はできないので、登りはじめ(下りはじめ)は声を出して確認する必要がある。
同行者は遠慮したので私一人で登っていく。ザックをデポして身軽にして登っていく。鎖はしっかりしているし、岩の窪みに足もフィットするので、私はそんなに恐怖を感じなかった。2つ目の鎖を登り切ったところが望雲台だ。足場は幅30cmで、長さ4mほどの落下防止のフェンスの下は切り立った崖で数百mはありそうだ。
望雲台を後にして同行者と英彦山北岳に向かう。私にとっては容易な登山道でも御年70近い同行者には堪えるらしい。ペースを合わせて登っていき、いくつかの難所を越えて11時50分に北岳に登頂。
ここから中岳を目に入れながら稜線歩きをする。中岳山頂直下は少し急登だったけど、12時30分に中岳登頂!残念ながら山頂付近の紅葉は既に枯れ散っていた。
山頂広場で昼飯を食べ珈琲を飲み寛いで、13時20分に下山開始。
中岳山頂から北西尾根ルートへの入り方が少し分かりにくかったのでYAMAPの地図を確認して進む。最初のうちはススキの道を進んでいって、途中から山林地帯に入る。ここの山林地点の道が分かりにくいので要注意だ。枯葉が積もっているため注意深く道を探す必要がある。
森林をどんどん下っていくと、『バードライン』の標識がある三叉路に出て右手に進む。残念ながら野鳥を見つけることはできなかったけど、落ち葉が綺麗な箇所を見ることができた。そしてススキが綺麗なところも見ることができた。
15時に無事下山完了。英彦山ホテル和の立ち寄り湯(16時で受付終了)で汗を流して帰路に着く。