にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

【映画感想】日本のいちばん長い日

2024年7月 アマプラで鑑賞

【監督】原田眞人
【原作】半藤一利
【出演】役所広司本木雅弘松坂桃李堤真一、山﨑勉
【公開】2015年
【時間】136分

以前、岡本喜八監督作品(1967年)を観た。

yukilily.hatenablog.com

 

原田監督作品では、阿南陸相や鈴木首相の家庭のことを描くなどして戦時下における家族との関わり方を描こうとしていた。一方で、人間味をだしたためか、全体としての緊迫感は薄れていたように感じた。

中村靖日さんが侍従役で出演していた。好きな役者さんでした。ご冥福を祈ります。

 

【登山】三郡縦走 2024年7月7日

2度目の三郡縦走。4年前の単独行、西鉄太宰府駅からJR篠栗駅までの全行程徒歩だったけど、今回は熱中症警戒アラートが「危険」を指している中での登山なので、若杉登山口~竈門神社までの行程。

6時37分、博多駅。同行者と合流。

6時57分、篠栗駅。駅前にローソンで買い物。駅前ロータリーでタクシーに乗車。若杉                  楽園キャンプ場で下車し、料金は約2500円也。

7時32分、スタート。最初20分はコンクリートの急な斜面を登っていくと広場にでて、そこから林道を進んでいくと、若杉山登山道の標識があって山道に入る。急な石階段を登ったところが太祖神社。

8時11分、太祖神社。10分ほど休憩。小雨と霧で視界悪し。

8時23分、若杉山。ピークに気づかず通過。

8時28分、若杉ヶ鼻。霧のため視界なし。

9時08分、ショウケ越。フリー素材の登山キャラクターの案内板が多かった。

10時00分、鬼岩谷。この登りはきつかった。汗が噴き出す。

10時33分、砥石山。逆方向から来る人とこの日初めて会った。

10時52分、前砥石山。汗が出尽くしたかんじ。

12時19分、三郡山。お昼休憩

13時11分、頭巾山近辺通過。右股関節に痛みがでてきた。

13時48分、仏頂山。持参した3Lの水分を使い切る。

14時10分、キャンプ場近くの水場。頭から水を浴びて生き返る。

14時15分、キャンプ場。竈門神社から登ってきた仲間と合流し、しばし談笑。

15時00分、宝満山。今日は本当に人が少ない。

17時55分、竈門神社。両膝と右股関節に痛みがあって下山に苦労した。

【活動時間】10時31分【距離】15.6km【上り1251m 下り1511m】

【映画感想】アラバマ物語(原題:To Kill a Mockingbird)

2024年7月6日 DVD鑑賞

【監督】ロバート・マリガン
【原作】ハーパー・リーTo Kill a Mockingbird
【出演】グレゴリー・ペック (アティカス)、 メアリー・バダム(スカウト)、フィリップ・アルフォード(ジェム)、ブロック・ピーターズ(トム)、
【公開】1962年米
【時間】129分


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社会派ニューマンドラマの傑作!舞台は1930年代、アメリカ南部・アラバマ州の小さな町でおこった暴行事件。グレゴリー・ペックの弁論がカッコいい。

『この法廷で述べた証言は、ある前提に基づいて審議がおこなわれるはずです。
その前提とは、すべての黒人が嘘つきで、黒人は白人女性に近づいてはいけない……
しかし、それは大きな間違いです。非難するつもりはありません……
結果として、まともな青年が冤罪をこうむりました。 
無謀にも白人女性に同情してしまった黒人青年が 
同情した女性からぬれぎぬを着せられました。』

陪審員の皆さん。
我が国の裁判は更正を期するものであり、法の下にすべての人間は平等であるべきです……皆さんが私情抜きで、これまで発言された証言を公正に検討され、正しい評決を下されることを願います』

 

【映画感想】明日は明日の風が吹く

2024年6月30日 アマプラで鑑賞

【監督】井上梅次
【出演】石原裕次郎金子信雄、青山恭二、北原三枝浜村美智子浅丘ルリ子大坂志郎、植村謙二郎、二本柳寛
【公開】1958年
【時間】117分


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カラー映画のため、当時の東京の街並みや人々の服装や暮らしぶりがよくわかる。
俳優陣みんなカッコいい。娯楽の少ない当時、裕次郎フィーバーが起こったのも分かる気がした。

【映画感想】わが谷は緑なりき(原題:How Green Was My Valley)

2024年6月29日 DVDにて鑑賞

【監督】ジョン・フォード                          【出演】ロディ・マクドウォール(ヒュー)、ドナルド・クリスプ(父)、モーリン・オハラ(姉)、ウォルター・ピジョン(牧師)
【公開】1941年米
【時間】118分


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男たちの目からみた家族のすばらしさ、結びつきに涙した。

 

牧師役のウォルター・ピジョンの教会での最後の説教

『私は子どもの頃 真実で世界を征服できると思ってた
アレクサンダー大王のように 軍隊を連れて国を征服するのでなく
人類を解放するために 真実というすばらしい言葉で
だが理解してくれたのは ごく少数だった
多くは黒い服を着て 教会に来てただけ
なぜここへ?何のために 偽善に身を包み 日曜日に教会へ?
愛のためか いや違う 神の愛を授かる清い心は 持っていないはずだ

なぜここへ来ていたかは ずっと顔を見てきたから分かる
迷信や天罰に対して 恐怖心を持っているからだ
天から炎が降るのを恐れ 神の制裁に怯えているからだ
そして神の愛を忘れた 犠牲の心を持っていない
死と恐怖 炎と憎悪 そして黒い服
集会を開くといい ただし神のもとで 神の名を汚すな』

 

ヒュー・モーガンのラストシーンでの台詞

『父は死んだのではない
私の心に 鮮明な記憶として生き続ける
愛ととともに 永遠に
わが谷は緑なりき

【映画感想】「本格科学冒険映画20世紀少年」シリーズ三部作

2024年6月23,24日 アマプラで鑑賞

【監督】堤幸彦
【原作】浦沢直樹『20世紀少年』『21世紀少年』
【出演】唐沢寿明豊川悦司常盤貴子平愛梨香川照之石塚英彦宇梶剛士佐々木蔵之介藤木直人小池栄子古田新太
【第1章 終わりの始まり】(2008年公開)
【第2章 最後の希望】(2009年公開)
【第3章 ぼくらの旗】(2009年公開)


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音楽で世界がつながるという流れが好きだ。

原作を読んでいなくても楽しめると思う。

唐沢寿明(遠藤ケンヂ)の台詞

『昔、誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると、27歳で死ぬってな。
ブライアン・ジョーンズジャニス・ジョプリンジム・モリスンジミ・ヘンドリクス…なんとなく、俺も27歳で死ぬんだろうと思ってた。ところが28歳の誕生日をむかえちまって…ガックリきたよ。何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考えは…やめた。』

ただ、役者が原作マンガのキャラクターの真似事をしており、まるで操り人形のような演技をしているのが残念。マンガ原作の実写化のジレンマ。