2019年12月31日
今年の登り納めは標高1359mの雲仙普賢岳だ。
午前3時半に家を出て深夜高速をひた走り、午前6時過ぎに仁田峠登山口付近にたどり着くが、仁田峠専用道路のゲートは午前8時にならないと開門されないので、池の原の野岳駐車場に車を停める。トイレは冬季期間は閉鎖されており、仁田峠登山口まで我慢我慢と・・・。
夜明け前の何とも言えない静寂の中、ヘッドライト等身支度を整え、午前6時50分登山開始。装備は、下がスポーツタイツに長ズボンで、上が長袖Tシャツに長袖シャツにフリースとレインジャケット、帽子はニット帽だ。登り始めはすぐに汗が噴き出てきて、レインジャケットとニット帽を脱いだ。でも、脱ぐと寒くなるので細目な調整が必要だ。
午前7時半頃に仁田峠登山口に着く。一般車両はまだ進入禁止の時間のため、売店やロープウェイ関係者の車両がチラホラあるだけだった。登山者が見当たらないし強風と濃霧で真っ白のため不安な気持ちになったけど、とりあえずトイレを済ませ、行動食を摂って気持ちを落ち着かせる。誰か人がいるところに行きたいと思い、ロープウェイ乗り場へ向かう。始業準備をしているスタッフと一言二言会話すると、どうやら濃霧はよくあることらしいので安心できた。展望エリアでぼんやり眺めていると、霧の先にぼんやり浮かぶ島原市街が海から昇ってくる太陽に照らされて幻想的であった。
7時50分ころに仁田峠駅を出発し、8時15分に妙見岳駅についた。ちなみにロープウェイの始発は8時30分で所要時間は3分とのこと。
神社左横の登山道をしばらく進むと九州自然歩道と合流するけどそのまま直進する。国見岳分岐点から左に進み、鎖場のある岩場を登ると国見岳山頂(8時55分)だ。
何もみえないなので足早に国見岳分岐点まで戻り鬼人谷口方向へ進む。
鬼人谷口(9時25分)から鳩穴分かれ(9時55分)あたりまでは幾分か霧も晴れていた。
立岩の峰の溶岩ドーム?巨大な噴石が積み重なって異様な姿だ。
しかし、鳩穴別れを過ぎたあたりでまたしても濃霧となる。10時30分に普賢岳登頂!山頂からは平成新山や有明海、天気に恵まれると天草の島々や遠く阿蘇、桜島まで見渡すことができるらしいぞ。しかし、本日はこんな感じだ。
ガスが晴れることを祈りながら30分ほど待機したけど、寒さの限界のため下山開始。
やや急坂をくだり、紅葉茶屋(11時10分)、あざみ谷(11時30分)を経由して11時45分に仁田峠ロープウェイ駅に到着する。駅の横に普賢神社の参拝所があり、御朱印は温泉神社で頂けるぞ。
12時15分に駐車場へ戻り、2019年最後の登山を怪我なく終了!!
温泉街で地獄観光した後、小地獄温泉館にて汗を流す。この温泉館は、湯殿が八角形で天井5mくらいに窓たくさんで解放感あった。