2021年8月29日（日）
午前９時30分に友人・マスターを迎えにいき、三瀬峠経由で七曲峠の天山登山口へ向かう。
三瀬からの経路を備忘録のため記載しておくと、三瀬トンネルを過ぎて最初の交差点を県道299号に右折する。 道なりに進み、国道323号との丁字路を左折する。古湯温泉トンネルを越えて県道37号を右折。次に県道290号を左折するのだが、これが分かりにくい。道路の右側に、県道37号と県道290号の分岐看板があるので、これを見落とさないようにする。左手前方にはこの辺りでは真新しい建物があるので、それも参考になると思う。県道290号はかなりの隘路で離合するのに一苦労する。
七曲峠は路肩に車を停められる。ぼくたちが到着したときは、広範囲に20台くらいは停まっていた。日焼け止めクリームや虫よけスプレーをふったりと身支度を整え、11時頃登山開始する。
ぼくの服装は、スポーツタイツにハーフパンツ、上はTシャツという軽装だった。
登りはじめて10分も立たないうちに、アカウシアブ右足首の上をガリっと噛まれた。アブが停まるまで気づかず、ヤバいと思った瞬間には手遅れだった。即座に追い払おうと足をバタバタするも、奴は今度は右膝を軽く噛んでどこかに飛んでいった。
右膝の痛みは大した事ないけど、右足首はかなりの痛み。傷口を確認すると、噛み跡と出血が確認できた。まずは傷口をペットボトルの水で洗浄していると、通りすがりのオジさんがポイズンリムーバーを貸してくれた。初めて使ったけど、吸いだしている感はあった。吸いだした後は、マスターが持っていた軟膏を塗り絆創膏を貼って応急処置完了。通りすがりのオジさん、マスター有難うございました。
いきなり序盤でのアクシデントで、登山を続けるか引き返すかの決断を迫られることになった。右膝は少し違和感あるものの歩行に支障はない。右足首の少し上が噛まれた箇所で痛みはあるけど、足首の関節そのものは痛みはなく充分に動く。足首に痛みがでたら引き返すことにし、登山続行を選んだ。
幸いにして、今日のコースは距離は長い（登山口から山頂まで3.7km）ものの、難所はなく容易な道のりだ。足の状態を確認しながらゆっくり歩いていく。
13時頃に山頂到着。足首は、腫れているものの痛さのピークは過ぎたかんじだ。山頂でコーヒーブレイクし下山開始。下りは足の踏ん張りが必要だから「どうかな？」と不安だったけど何も問題なく16時頃に七曲登山口に帰還する。
帰りに、熊の川温泉「湯招花」にいく。値段は1200円するけど、源泉かけ流しで雰囲気の良いお風呂だった。また来たい場所だ。
夕食は、三瀬峠を越え福岡市内に戻ってきて、早良区の「ムッシュさかい」というハンバーク・ステーキ屋さんでお肉を食べ、今日の消費カロリーを回復したのだった。
