にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

三郡山縦走(宝満山、三郡山、砥石山、若杉山)【登山】

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2020年2月23日快晴

福岡の山好きが親しみを込めて呼ぶコースが「三郡縦走」である。西鉄太宰府駅から宝満山、三郡山、砥石山、若杉山に登ってJR篠栗駅に下るコースで、俺は全行程9時間30分かかったよ。

地下鉄の始発前のため午前5時にTAXIで西鉄薬院駅に向かう。5時18分の普通電車に乗り二日市乗換で5時45分頃に西鉄太宰府駅に到着する。今日は長丁場になるので駅トイレでしっかりと用を足しておいた。

6時に本日の登山をスタートする。夜明け前の太宰府天満宮は、昼間には感じることのない威厳がある。

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暗い境内を通って竈門神社のある内山にいく。

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刻は6時40分で日の出間近。参拝を済まし、本堂向かって左手の車道を少し進むと鳥居と九州自然歩道の標識がある。ここが登山口っぽい。

標識に従って正面登山道を歩く。何度か林道とクロスしながら進んでいく。道はわかりやすいし、トレラン含めて人は多いから迷うことはないだろう。しかし、階段状の登りは脚にくる。六合目あたりの百段ガンギは堪えたね。

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宝満山山頂(829m)には8時15分に到着する。山頂からの眺望は素晴らしくて、市街は一望できるし、これから登る若杉山も見える。

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宝満山山頂直下の鎖場を慎重に下り、キャンプ場に寄りトイレ休憩する。ここから先は若杉山までトイレは無い。キャンプ場から仏頂山ルートに合流するまでの道は少しわかりにくいのでピンクリボンを注意深く探していった。8時45分に仏頂山山頂(868.7m)に着くが眺望宜しくないので写真1枚だけ撮ってすぐ出発する。

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ここから先は稜線歩きとなり風を感じる。

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厳冬期は氷結する難所ケ滝も今日は見頃でないだろうからスルー。頭巾山山頂ルートもスルーしたあたりで、航空監視用のレーダードームが見えてきて舗装道路に出る。標識に沿っていくと三郡山山頂(935.9m)に9時35分にたどり着く。

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カップラーメンを食し、しばらく休憩するも風が冷たく寒い。眺望が良い=周りに樹木ない=風が容赦なく通り過ぎる、て訳な。

10時に三郡山を後にし、アップダウンを繰り返しながら11時15分に砥石山山頂(828m)へ。山頂直下の登りがなかなかハードだった。次のピークの鬼岩谷(774m)へは15分ほどで着く。ここから急坂を下っていくと県道60号との合流地点ショウケ越にに出る(12時)。県道上に架かる橋は通行禁止のため案内に添い迂回路を進む。

杉林の中を進んでいくと若杉ケ鼻の展望台に出る。縦走してきた砥石山、三郡山、宝満山の山並みが遠くに見え達成感で感無量だ。この風景を観るために登ったようなもんだな。

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若杉ケ鼻から少し登ると若杉山(681m)に着く(13時頃)。

この時点でクタクタだったけど、ここからJR篠栗駅までが遠かった。ひとえに下調べが足りていなかったことが原因だけど、もう少し標識を増やし、行き先を明確化して欲しいと願う。若杉楽園のキャンプ場から篠栗駅に向かう遊歩道はわかりにくいので要注意。

15時30分に何とかJR篠栗駅にたどり着く。もう一人で歩けないレベルに膝が痛え。


歩行距離 22.3km

累積標高 上り1563m,下り1569m