にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

【映画感想】ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2023年8月21日

Amazonprime videoにて鑑賞

【監督】根岸吉太郎
【脚本】田中陽造
【原作】太宰治ヴィヨンの妻
【出演】松たか子浅野忠信室井滋伊武雅刀広末涼子妻夫木聡
【公開】2009年


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太宰治の作品群から太宰治という偶像を抽出したような映画だと感じた。
また、台詞が初期のART-SCHOOLの歌詞に出てきそうな気がした。

 

大谷穣治の台詞
・家では仕事ができないんです……ヒモだからね。
・男には不幸しかないのです。いつも恐怖と闘っているのです。
・信じたいんだよ。君はあの時の君のままだと。
・俺はぐらぐらと頭が回るほど酔わないと、恥ずかしくて人と話させないんだよ。
・ぼくはどうしたって死ねないんだ。
・あなたの知らない僕の部分なんてどうでもいいことです。
・死に損なって言うのも変だが、何とか生きていける気がするんだよ
・僕は死ぬのが怖い。生きるのも怖い。

妻・佐知の台詞
タンポポの花、一凛の誠実
・たったいま、どうしてあの男が好きだったのか分からなくなりました
・おめでとうって言うの?生き残って。それとも残念でしたって慰めればいいの?
・心中されて嘘つかれて、どこに愛があるのでしょうか
・私たちは生きていれさえすれば良いのよ