Amazonprime videoにて鑑賞
【監督】根岸吉太郎
【脚本】田中陽造
【原作】太宰治「ヴィヨンの妻」
【出演】松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀、広末涼子、妻夫木聡
【公開】2009年
太宰治の作品群から太宰治という偶像を抽出したような映画だと感じた。
また、台詞が初期のART-SCHOOLの歌詞に出てきそうな気がした。
大谷穣治の台詞
・家では仕事ができないんです……ヒモだからね。
・男には不幸しかないのです。いつも恐怖と闘っているのです。
・信じたいんだよ。君はあの時の君のままだと。
・俺はぐらぐらと頭が回るほど酔わないと、恥ずかしくて人と話させないんだよ。
・ぼくはどうしたって死ねないんだ。
・あなたの知らない僕の部分なんてどうでもいいことです。
・死に損なって言うのも変だが、何とか生きていける気がするんだよ
・僕は死ぬのが怖い。生きるのも怖い。
妻・佐知の台詞
・タンポポの花、一凛の誠実
・たったいま、どうしてあの男が好きだったのか分からなくなりました
・おめでとうって言うの?生き残って。それとも残念でしたって慰めればいいの?
・心中されて嘘つかれて、どこに愛があるのでしょうか
・私たちは生きていれさえすれば良いのよ