にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

2019年11月2日 祖母山【神原登山口】登山

祖母山に行こうとアレコレ考えて、尾平登山口から黒金尾根取付け経由で山頂に登り宮原経由で尾平登山口へ下山するルートに決めていた・・・。出発の3時間前までは。。

金曜の夜9時頃に仕事を終え、自宅に戻りザックへ荷造りをするのだが、仕事の疲れからか眠くて眠くて・・・。体力と下山後の高千穂観光を考えると、黒金ルートはしんどいという結論に至った。

急遽、神原ルートに変更し所要時間等のイメージをする。6時から登れば正午すぎに下山できると計算した。

午前2時過ぎまで仮眠をとり、3時前に自宅を出発する。カーナビを頼りに深夜高速を進んでいく。

玖珠ICで高速を降り、明かりの少ない国道やら県道を進んでいく。暗い・・・眠い・・・。油断していると突如、狸も飛び出してきて心拍が上る。心細い思いをしながらナビはイヤらしくも細い道を案内しやがる。登山口に着くまでが一番不安だった。

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神原登山口には6時30分頃に到着した。駐車場は20台くらい停められそうだけど、この時間は既に多くの車があり、あと2、3台で満車だ。和式だけど綺麗な水洗トイレがあるのが嬉しい。心置きなく用を足し、身支度を整える。
7時前に出発。周りには何組からの団体と、ソロが数人いたので、万一トラブルになった場合でも助けは求められそうなので安心だ。
にしむーの装備は、保温性のある長袖Tシャツに、中厚手の長袖シャツに、ロードバイク用のウィンドブレーカーだ。登り始めの気温は10度くらいだったのでフル装備だったけど、少し歩くと暑くて汗が出てきた。
沢沿いを登っていき7時15分に「御社の滝」という景観スポットにでる。水の音が清々しくて風も爽やかだ。ここでウィンドブレーカーをしまう。(この登山ではもう着ることはなかった)

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5人くらいの集団に付いていく形で、7時30分に「五合目小屋」に到着する。五合目と言いながら実は二合目らしい。ここはトイレも完備してある。山頂付近の「九合目小屋」の女性用トイレと男性用大トイレが故障中なので、ここでトイレを済ませる人が多かった。ウィダインゼリーで補給をし、ここから本格的な登山道を進んでいく。
国観峠への道は、岩場にはロープもあったし、道もピンクテープが要所にあったので迷うことはないだろう。水場は一か所「いのちの水」という箇所があったけど、雫が一粒づつ落ちているところだった。岩の窪みに溜まっていた水は枯葉等も沈んでいて飲めないと思う。

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9時に国観峠に着く。ここは北谷登山口から登ってきた人との合流点だ。開けた平らな場所で標高は1500mくらい。風がよくとおってて気持ちの良いところだ。ここでまたウィダインゼリーで補給をして山頂へアタックだ。

山頂への道はけっこうな急こう配で体力が削られていくが、そんなに難しい道ではないように思えた。9時50分に祖母山頂!晴天で360度よく見渡せる。

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1756mはにしむー史上最高到達点のはずだ。30分ほど風景を楽しんで下山開始する。9合目小屋を覗いてみる。電気も通っているらしく炬燵やテレビがある。薪ストーブも毛布もあるし、近くに水場もあり、トイレさえ直れば宿泊して星空を眺めたり山頂から日の出をみたいなと思った。

9合目小屋から国観峠に降りる道に合流するまでの道は、ちょっとわかりにくかったけど、一番通りやすい道を進んでいけば大丈夫だった。下りはかなり滑ってしまい、何度か尻もちをついてしまう。
11時10分に国観峠まで下る。木々や岩をつかみながらの方が安全だと考え、ここでトレッキングポールをザックに格納する。固形の補給食を一本食べて体力回復だ。
まだまだ登ってくる人も多く挨拶を交わしながら、標高を下げていく。
12時30分に五合目小屋まで下る。この時間から登るカップルがいたけど荷物量をみるかぎり小屋泊かテン泊をするみたいだった。
13時に神原登山口に到着!沢の水を引いている水場で、靴やストックの汚れを落として本日の登山完了!

行動時間 4時間40分
休憩時間 1時間21分
走行距離 8.5㎞
獲得標高 上り1099m 下り1096m

消費カロリー 2887kcal