2023年12月31日、長者原登山口から法華院山荘を目指す。気温は2,3度くらいで雪は降っていない。咳がでていて風邪っぽいコンディションだったけど、そんなに距離もないし薬も飲んでいるから大丈夫だろうと楽観的でいた。
普通に歩いて2時間30分程度の道のりだ。
13時くらいにスタートするも、歩きはじめてすぐに異変があった。同行者の二人に追いつくことができず、息が続かない。だんだんと熱っぽくなり、身体に力が入らなくなってきた。
これは不味いと思い、同行者2人に体調不良を伝える。
取り敢えず法華院山荘に行って休養することにし、私はゆっくりと歩を進めていく。
16時前に法華院山荘に到着。割当てられた部屋は大部屋で、私は早速に寝床を確保し、冷えた身体を温めるために温泉に入る。それから薬を飲んで、夕飯の18時30分まで寝る。食欲はあるので夕飯を全部平らげる。越年際の参加は見送り20時前に就寝した。
外のテント泊組が騒いでてうるさかったが、年越しを期に静かになったのを記憶している。
午前4時すぎから、大部屋は起きだす人がいる。おそらくは久住山や大船山などの山頂で初日の出を見る人たちだろう。私は、同行者2名に初日の出を見に行くことできないことを告げた。二人は6時30分に山小屋のスタッフに連れられて初日の出を見に出かけ、8時すぎに戻ってきた。
それから三人で朝食を摂り、9時30分頃に下山開始した。雪が積もっているので軽アイゼンを装着する。雪で滑らないようにゆっくり二人の後をついていく。身体に力が入らず息も絶え絶えで、13時くらいにようやく下山。歩みを止めると寒さで震える。
温泉に入り身体を温め、食事を摂って体力回復。
夕方に帰宅。
体調悪いときはきっぱりとキャンセルすることの重要性を学んだ。同行者に迷惑かけるとかキャンセル料かかるといったことは気にしてはダメだ。全ては自分の体調を優先しないと大きな事故や怪我に繋がってしまう。今回はたまたま食欲だけはあったので何とか体力がもっただけで本当にラッキーだった。
自戒の意味で記録を残しておく。