にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

【登山】立山雄山

2023年9月18日(日)晴れ

1.はじめに

富山市内から立山室堂までのアクセスはいくつかあるが、今回は直行バスを利用した。

あるぺん村ツアーの「立山室堂直行バス」は、2023年は7月15日~11月5日の間、1日往復3便運行している。私が利用した1便は6時にJR富山駅北口を出発し、8時30分に室堂に到着し、復路は15時20分に室堂を出発し、18時に富山駅に着く便だ。自由時間は約7時間あるので、立山登山黒部ダム見学散策などができる。完全予約制で、ネットと電話から予約ができる。運賃は8,500円と高いが、その理由は有料道路(マイカー規制)の通行料が往復5万円以上というから仕方ない。日本で一番高い通行料らしい。

2.本題

前置きはこのくらいにして、当日は5時前に起床。5時45分にJR富山駅北口にいくと、観光バス停車位置に一台のバスが停まっている。運転手さんに名前をいうと座席位置を教えてくれた。富山駅からの乗客は10名足らずで、ほとんどの人は立山あるぺん村からの乗車だ。

6時にバスは出発し、40分ほどで立山あるぺん村に到着。いったん下車し受付で運賃を支払う。あるぺん村での買い物10%オフ券と雷鳥荘での入浴券をもらった。7時くらいに再出発し室堂までノンストップで走る。バスにはトイレがないので、あるぺん村で済ませておく必要がある。あるぺん村からガイドさんも乗車し色々と説明してくれたが、私は眠たくて話半分程度に聞いていたが、北アルプスの山々の稜線が見えてくると窓にへばりついて外を見た。

8時20分頃にバスは室堂ターミナルに着いた。ここの標高は2450m。気温は13度というが、風もなく日が照っているから体感は20度くらい。

室堂ターミナルは、日本最高所に位置する駅で、レストランや展望テラスなどの施設が入った大拠点だ。とにかくデカくてビックリした。

登山届はバス乗車中にWEBで提出した。添乗員が二次元コードの紙を回して、登山者は届け出は義務だと言っていた。

室堂ターミナルでトイレを済まして8時50分頃登山開始。快晴で景色も素晴らしくテンションあがる。山荘が至る所に見えて、さすが北アルプスやな~と感心した。

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遊歩道コースから登山道に入ると、コンクリートに石がはめ込まれた歩きにくい道になる。この道が一の越山荘まで1時間続く。


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9時45分に一の越山荘に到着。売店とトイレがあった。アンパンを400円で購入し15分ほど休憩し、雄山へアタック。


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ここからは、急な岩場を登っていく。ここで寝不足+深酒がたたって、脚がまったく前に進まない。休みを繰り返して、11時20分に雄山山頂に到着。


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山頂からの視界は素晴らしくただ見とれていた。


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山頂神社では神職に祈祷をして頂いた。登山の無事とか諸々をお祈りできるのは有難い(700円を支払う)。お参りの後には山小屋にある社務所御朱印をいただいた。


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御朱印をいただけるのは夏山シーズンだけ。

お腹の調子が悪くなって、山小屋脇のトイレに駆け込む。汲み取り式だけどキレイなトイレだった。利用料100円とポケットティッシュ代100円を支払う。清潔なトイレを維持していただけるのであれば、料金は安いもんだ。

山頂を1時間ばかし堪能して12時40分に下山開始。登りは苦労した岩場も、山頂でカップラーメン(700円)を食べたおかげもあってか下りはスイスイ。一の越山荘に13時15分に到着。


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山荘でホットコーヒー(200円)を購入し、ぼんやりと山並みを眺める。何度も言うが最高だ。

13時40分に出立するも後ろ髪を引かれる思いで、何度も立ち止まり景色を眺める。


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14時30分に室堂ターミナルに戻り登山終了。


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15時20分のバスに乗り富山駅へ。

 

3.おわりに

当初の予定では雄山ピストンではなく、大汝山・富士の折立までいって周回し、雷鳥荘で温泉に入るつもりだった。しかし、体調が芳しくなかったのでコースを修正した。結果、良かったと思う。無理は禁物だし、楽しみは次回に!!