にしむーのちゃらんぽらん日記

趣味の登山や寺社仏閣、映画のことなんかを備忘録的に記録しています。

原付で福江島を満喫しちゃろう(前編)

4月28日(日)曇

午前8時15分にフェリー太古は福江港に到着した。鈍色の空からは雨粒がいまにも零れ落ちそうだけど、天気予報では今日一日は何とか持ちこたえるとのことだ。

ターミナルビルから緑色の看板が見える。港から歩いて数分の距離に池田レンタカーはある。福江には大手レンタカーはなく、個人事業のレンタカーしかない(違っていたら失礼)。観光シーズンはすぐに予約完売になるので要注意である。にしむーは一週間前に原付を予約したけど、その時点では自動車は全て予約で埋まっていた。

さて、この池田レンタカーさんは、母娘でやっているそうだけど、今朝は母のおばあちゃんしか店におらず、人手が足りていない。待ち時間が生じたけど、サービスでもらった缶コーヒーを飲みながらのんびり待つ。

待つこと15分。二日分のレンタル料金5500円と消費税を支払い、原付バイクを借りる。車種はホンダのtoday。ヘルメットは貸してもらえるけどグローブは持参が必要である。なお。島の人は運転マナーが本土と違うから気を付けてねと助言を受けた。

8時45分にレンタカー会社を出立。県道49号に入り、島を時計回りに廻る。

9時15分に富江に着く。コンビニがあるらしいけど気づかなかったし、お弁当屋さんも日曜だからか営業時間前だからかで閉まっていた。「富江藩陣屋石蔵」という史跡を見学した。

富江をでて国道384号へ。けっこうな傾斜の道を曲がりくねりながら進んでいく。原付の馬力がないのでアクセル全開でも時速25キロしかでない区間もあった。整備不良かもしれないが、、いやきっと整備不良だよな。

県道50号との分岐点を玉之浦方面に進む。

本日最初の教会「井持浦協会」には10時過ぎに到着。日本で最初に作られた「ルルドの洞窟」でその名が知られ、多くの巡礼者が訪れる大切な場所らしい。

井持浦協会から更に玉之浦地区の奥へ進んでいくと、大瀬崎灯台への標識があるので、それを登っていく。道が狭いのに交通量はそれなりにあるし、観光バスも入ってくるからちょっと注意が必要である。展望台からの景色は曇り空だけど霧がでていないだけでもラッキーだと思うことにする。今度来ることがあれば、よく晴れた日の夕景観たい。

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しかし、やっぱりテレビや雑誌でみるような写真は撮れないよなー。iPhoneのカメラではこれが限界じゃ~。夕景撮るにはそれなりのカメラを手に入れねばな。

さて、灯台を後にし県道50号を国道384号まで戻り荒川方面へ進む。曇り空で気温も20度なく、原付で走っているとそれなりに寒い。温まりたいなと思っていたところに足湯がある。11時15分頃に国道沿いのバス停隣にある荒川温泉足湯に浸かる。此処は午前9時から午後5時まで無料で開放されている。かなり熱いけど最初をこらえれば慣れるので大丈夫!

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荒川からさらに国道を北上して高浜海水浴場へ。どこまでも続く白い砂浜と、きらきらと輝くエメラルドグリーの海。これに真っ青の空が揃っていれば言うことはないだろう。魚藍観音展望所からの眺めは美しかった。

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ビーチを後に国道を進んでいくと貝津教会入口の看板があり、国道から右へ少し奥に入っていく。スタンドグラスの窓がとても綺麗な教会だ。室内の写真撮影は原則禁止で、室内入口の注意書きを確認しておく必要がある。でも、写真とってる人は多いんだよな~。

貝津教会を出た時には12時を回っていてお腹も空いてきた。昼飯は道の駅「遣唐使ふるさと館」内のレストランみいらく万葉村へ。少し待ち時間はあったけど、地元食材にこだわっているバイキングを堪能した。他の客は集団で、一人でバイキングに来るのは珍しいのかな~。

お腹が満たされ13時15分に道の駅をスタートし午後の行程へ続く。